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2014年4月10日木曜日

coromoza×think fashion「東京コレクションを振り返る」を振り返る【前編】

もう2週間以上前のことになりますが、やっぱり書きたくなったので記録します。
3月23日にあったトークイベントのレポート!


服を作る人のためののコワーキングスペースcoromozaにて、「2014東京コレクションを振り返る」をテーマに豪華登壇者が語ってくださるとのことで参加。
登壇者陣は下記。

岩谷俊和氏(DRESSCAMPデザイナー)
有働幸司氏(FACTOTUMデザイナー)
佐藤秀昭氏(The Dress&Co. HIDEAKI SAKAGUCHI director)
熊切秀典氏(beautiful peopleデザイナー)
戸田昌良氏(beautiful peopleパタンナー)
若林祐介氏(beautiful people営業)
米タミオ氏(beautiful people企画生産)

南馬越一義氏(BEAMS 創造研究所シニアクリエイティブディレクター)
高野公三子氏(アクロス編集長)
ミーシャ・ジャネット(ファッションブロガー)
菊田琢也氏(ファッション研究者)
寺澤真理氏(伊勢丹新宿店TOKYO解放区バイヤー)

http://za.coromo.jp/event/zagaku-03



今までグラフィックデザイナーのかたのお話を聞く機会は多かったのですが、
ファッションデザイナーのかたは初めてで、それだけで新鮮でした。

自分の雑感がほとんどですが、登壇者のみなさんの言葉を交えつつ振り返ります。メモをとらなかったのでかなりフィルターかかってますがご了承を…

第一に思ったことは、デザイナーの人柄が、作る服やコレクションにそのまま現れているんだなということ。
これはもうジャンル関係なく、ものづくり全般に言えることですが。
服作りには詳しくないのでなおさら、人柄そのものにフォーカスして話を聞いてしまいました。



【beautiful people】


1969年にアップル本社の屋上で行われた、ビートルズの「ルーフトップコンサート」から着想を得たコレクションとのこと。
ランウェイの後ろで演奏するのはビューティフルピープルのメンバー本人。


ルーフトップコンサートの日は寒かったため、ビートルズのメンバーはそれぞれ同伴していた各夫人から上着を借りたんだって。それでファーのコートを着たりしてる。





ビューティフルピープルのメンバー4人が自ら演奏するビートルズの名曲たちは、決してパーフェクトに上手なわけではないんだけど、そこが微笑ましいと同時になんだかかっこいいのです。

印象的だった登壇者のかたの言葉。
・ビューティフルピープルといえば東京のハイファッションの代表的なブランドなのに、
本人たちがちょっと緊張しながらも自分たちの手で演奏するという演出に感動した。
・彼らのコレクションはいつも「4人でやっている」ということを全面に出しているけれど、今回はバンドという形でそれをしていた。
・ビューティフルピープルは、渋谷原宿というより銀座丸の内のような街が似合うブランド。でも彼らとしては、そのイメージと裏腹に東京コレクションのような場所にも積極的に進出しようとしている。ロンドンのサビル・ロウも銀座丸の内のような高級ブティック街。そこでゲリラライブという事件を起こしたビートルズの精神にも通じるものがある。


なんかもう感動。服もバンドもかわいくてかっこよくて泣き笑い。

熊切さんをはじめとした4人が話すのを実際に見て、本当に服が好きで、愚直に服づくりをしているファッションおたくだなあという印象を持ちました。(失礼だったらすみません…)
作る服はベーシック、でもその型をあえて破ろうとするアグレッシブな熱を感じました。
スタイリングからも、演出からも。


服が大好きな4人のおたく少年が仲間どうしでこそこそ面白いことをたくらんでいる感じで、すごく愛らしく見えたというか。この人たち好きだなー、と思いました。
話のトーンもすごく心地よくて、前にぐいぐい出るタイプではなくむしろ恐縮しているくらいな感じで。
でも、やるべきことややりたいことを着実にやっていっている芯の強さを感じたというか。

こんな人たちと一緒にお仕事ができたらどんなにいいだろうと心底思いました。


他ブランドのデザイナー陣が感想を求められたときに、
DRESSCAMPの岩谷さんが「とても丁寧に服作りをしているんだろうと思う」とただひとこと言ったのがすごく本質をついていると思いました。
「世界一形のいいジャケット」と熊切さんが何度も言っていたように、ただ、「形/着心地のいいものを作る」ということがぶれない軸としてあるからキマッてるんだろうなと思います。


コンサバ層に求められがちだけど、彼ら自身が決してコンサバでないので、もっともっと面白くなっていきそうだし、これからも見ていたいなと思います。


私的お気に入りルックスはこちら!

襟の具合とか、パンツのサイズ感がたまんない!
ぽってりした帽子は少年みたいなのに、レディでスマート。


目がさめるようなブルーにあわいピンクの組み合わせが
こんなにさらりとまとまるなんてかっこいい。


これ大好き!
柄on柄の組み合わせも大好きだし、メンズみたいなゆるくてテロテロしたパンツもいい。
足下のシューズにも意外性があって。



レオパードかと思いきやリンゴだったりとか。


アイテムの色や柄はカジュアルなのに、紳士な感じ!
オレンジがきいてる!


ヌケ感あるスタイリングにピンクのハットかぶっちゃうなんてかわいすぎ!



レディースのパンツスタイルばかり選んでしまったけれど、いまの自分の気分です。


とにかくスタイリングがかっこいい!
登壇者のどなたかもおっしゃっていたけど、下手したらださくなりそうなシューズ合わせとか色合わせとかたまらないです。
ロックだったりレディだったりヌケ感だったりのバランスがたまんない。

トークイベントの次の日、このコレクションに感化されてタートルネックにジャケット、太めのストレートパンツで出勤したのは内緒。


レビュー
http://www.fashion-press.net/news/10256



ビューティフルピープル、自分的に一番ツボだったので、力が入っちゃいました。

長くて読みづらくなりそうなので、
続き3ブランドの話は次回の投稿にまわします…

2014年3月23日日曜日

chanel 2014AW_PARIS vol.2




遅ればせながら動画を!
動線のテープの色がきいててまたかわいいなあ。
後半カップルが出てきたりとか、モデルが笑いあいながら品物を見てたりとか…人が増えていくにつれストーリーが出来てきて、こちらのテンションも上がります。
ながーい空間の中でそれぞれが思い思いに動いている感じは、ミュージカル的な見せもの感があって鳥肌が立ちます。

私事ですが今日、森美術館へアンディウォーホル展を見に行ったのだけど、このテーマってポップアートにも通じるものがあるのかな…とか。



ファーストルックから羽ぼうきを持って登場!

足元はまたもやオールスニーカー、スポーティなスタイルにロングコートの組み合わせかわいい!この贅沢なラメラメ生地がレディな感じを出してて素敵。


ちょっとゆったりシルエットのセットアップの下に、素材感のあるレギンス?でスポーティさを出してたり。


重めのロングブーツで外してたり。


秋らしいカラー。
と思いきや…




カラフルなプリント生地がつづく!
ヘッドホンまでつけててにくい。
空間とマッチしてる!


このトップスのキラキラ、ツボです。

この透け感ある生地もキュート!


ジャケットのぽってりした形、かわいい。

理想のシャネルカップル。クール。



少女っぽい襟元、好みです。

ウエストがきゅっと絞られたトップスに、マニッシュな太パンツ…このバランス大好き。
胸元の飾りがまたかわいい!

このレイヤードも好き。首飾りかわいい!


カラフルな髪飾りがアクセントになってる。



秋冬だから全体的に重めのシルエットなんだけど、メイクは一貫してカラフルでポップで軽快な感じ。
書き始めるときりがないくらい全部かわいい。


全ルック
http://s.fashion-press.net/collections/2858



ところで…
最近アップされたカールラガーフェルド絵文字、お気に入りです♡

2014年3月5日水曜日

chanel 2014AW_PARIS

予告に反しますがパリコレでのシャネルが話題になりまくっているので流れに乗らずにはいられない!
大興奮で画像を集めています!

ルックスはどこかのサイトにUPされたら改めてまとめるとして、ツイッターなどから集めた画像たちをとにかく羅列。


この画像はchanel newsから。

会場全体がスーパーマーケット!
足元のスニーカーといい、アンチテーゼともとれるテーマ!

個人的にカラフルでキッチュな世界観が好きな私としては、たまらない空間です。

このサインデザイン、シャネルのロゴを殺さず、かつ俗っぽく…って、きっと数え切れないほどの案を出した末にできたんだろうな。



以上@fatale から。

細かいところまで作り込んでデザインされていて、もうそれだけで感動。




お客さんも参加して楽しんでる。


キコちゃんも楽しんでる。






モスキーノのアメリカンカルチャーのパロディもそうだし、日本だったらマンガを取り入れたりもあると思うし、そういうポップなものとファッションは切っても切れない関係にあるようですね。

よくよく考えたら、パリコレだってスーパーマーケットみたいなものなのかもしれません。

とか言ってみたりして。
でも、どんなメッセージが?なんて考えるよりも、ただただかわいくて楽しい!

シャネルはいつも、意外なことをして度肝を抜くというより、誰でも持っている感覚に絶妙に波長を合わせて感動させてくれて、それで唯一無二の世界へ連れていってくれる感じがします。

トップランナーは人を置いてけぼりにしない。

モデルたちはどんな動きで、音楽はどんなで、お客さんはどんな顔をして見ているのだろう。
現場にいたら感動しすぎて失神しそう。

動画がアップされるのが楽しみでなりません!



ーーーーーーーーーーーーーーー


シトウレイさんのツイッターから。

@stylefromtokyo: あれ、あたしダダダーって流れてる「情報」見てて思ったんだけど、これってつまり、「どの視点、どういうモチベーションで『目の前のものを見るか』」って所になるのよね。シャネルのショーをファッションという視点でみるか、マーケットという視点でみた上のシニカルとみるか、参加型ショーという

@stylefromtokyo: (続き)参加型ショー、というかインタラクティブをショーに持ち込んだ新しい形態とみるか、モデルさんにとっては見た目よりも演技力(汲み取り力)勝負でセレクトされたのだろう、とか視点次第でくみ取るコンテンツが変わるのよね(後略)


色んな人の切り口、視点を知りたいな。
そういう余白のあるものづくりができるようになりたい。


2014年2月27日木曜日

sacai luck 2014AW

1999年に設立されたsacai。
sacai luckは、2006年9月より「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトにsacaiの考えるエレガントな大人のためのランジェリー・ホームウェアラインとして開始。現在、このラインでは、後によりリラックスしたシーンにフォーカスした1つのコレクションとして展開しているとのこと。
(FASHION PRESSより)


今季のテーマは「ハイブリッド」だそう。
マスキュリンとフェミニン、それと素材感のミックスって感じかしら。

ゆるめの上下だけど光沢のあるモードなシューズを合わせてるのがいい。ニットの柄もかわいいしスカートの透け感もかろやか。


シルエットがふしぎ。
トップスが贅沢なかんじ。



背景の色が鮮やかだし、服にはネイティブアメリカン柄がふんだんに使われているしで、グラフィカルなルックスで楽しいです。
スタジオの壁のテクスチャを生かしてるところもいい。


「バックスタイルにボリュームをもたせた、ブランドの象徴的なシルエット」by FASHION PRESS
ってこれかな??
このスタイリングは少女っぽさとモードっぽさがミックスされてて私好み。


この柄の色合わせにときめく。
大きな柄と細かい柄の合わせにもときめく。

これも柄をふんだんに使ってて贅沢。
女らしいけど、ゆるい。


ハードな印象のトップスだけど、スカートからはレースがのぞいてたり。


パンツスタイルも全部かわいいなー。
スニーカーはVANSとのコラボらしいです!


sacai luck、かわいい!!ほどよいゆるさがいい。
噛めば噛むほど味が出るじゃないけど、見れば見るほどかわいく見えてくる感じがします。


前シーズンのsacaiも大好きだったので、次回はそれをまとめようかしら!


全ルック
http://s.fashion-press.net/collections/2720

レビュー
http://s.fashion-press.net/news/9709