3月23日にあったトークイベントのレポート!
服を作る人のためののコワーキングスペースcoromozaにて、「2014東京コレクションを振り返る」をテーマに豪華登壇者が語ってくださるとのことで参加。
登壇者陣は下記。
岩谷俊和氏(DRESSCAMPデザイナー)
有働幸司氏(FACTOTUMデザイナー)
佐藤秀昭氏(The Dress&Co. HIDEAKI SAKAGUCHI director)
熊切秀典氏(beautiful peopleデザイナー)
戸田昌良氏(beautiful peopleパタンナー)
若林祐介氏(beautiful people営業)
米タミオ氏(beautiful people企画生産)
南馬越一義氏(BEAMS 創造研究所シニアクリエイティブディレクター)
高野公三子氏(アクロス編集長)
ミーシャ・ジャネット(ファッションブロガー)
菊田琢也氏(ファッション研究者)
寺澤真理氏(伊勢丹新宿店TOKYO解放区バイヤー)
http://za.coromo.jp/event/zagaku-03
今までグラフィックデザイナーのかたのお話を聞く機会は多かったのですが、
ファッションデザイナーのかたは初めてで、それだけで新鮮でした。
自分の雑感がほとんどですが、登壇者のみなさんの言葉を交えつつ振り返ります。メモをとらなかったのでかなりフィルターかかってますがご了承を…
第一に思ったことは、デザイナーの人柄が、作る服やコレクションにそのまま現れているんだなということ。
これはもうジャンル関係なく、ものづくり全般に言えることですが。
服作りには詳しくないのでなおさら、人柄そのものにフォーカスして話を聞いてしまいました。
【beautiful people】
1969年にアップル本社の屋上で行われた、ビートルズの「ルーフトップコンサート」から着想を得たコレクションとのこと。
ランウェイの後ろで演奏するのはビューティフルピープルのメンバー本人。
ルーフトップコンサートの日は寒かったため、ビートルズのメンバーはそれぞれ同伴していた各夫人から上着を借りたんだって。それでファーのコートを着たりしてる。
ビューティフルピープルのメンバー4人が自ら演奏するビートルズの名曲たちは、決してパーフェクトに上手なわけではないんだけど、そこが微笑ましいと同時になんだかかっこいいのです。
印象的だった登壇者のかたの言葉。
・ビューティフルピープルといえば東京のハイファッションの代表的なブランドなのに、
本人たちがちょっと緊張しながらも自分たちの手で演奏するという演出に感動した。
・彼らのコレクションはいつも「4人でやっている」ということを全面に出しているけれど、今回はバンドという形でそれをしていた。
・ビューティフルピープルは、渋谷原宿というより銀座丸の内のような街が似合うブランド。でも彼らとしては、そのイメージと裏腹に東京コレクションのような場所にも積極的に進出しようとしている。ロンドンのサビル・ロウも銀座丸の内のような高級ブティック街。そこでゲリラライブという事件を起こしたビートルズの精神にも通じるものがある。
なんかもう感動。服もバンドもかわいくてかっこよくて泣き笑い。
熊切さんをはじめとした4人が話すのを実際に見て、本当に服が好きで、愚直に服づくりをしているファッションおたくだなあという印象を持ちました。(失礼だったらすみません…)
作る服はベーシック、でもその型をあえて破ろうとするアグレッシブな熱を感じました。
スタイリングからも、演出からも。
服が大好きな4人のおたく少年が仲間どうしでこそこそ面白いことをたくらんでいる感じで、すごく愛らしく見えたというか。この人たち好きだなー、と思いました。
話のトーンもすごく心地よくて、前にぐいぐい出るタイプではなくむしろ恐縮しているくらいな感じで。
でも、やるべきことややりたいことを着実にやっていっている芯の強さを感じたというか。
こんな人たちと一緒にお仕事ができたらどんなにいいだろうと心底思いました。
他ブランドのデザイナー陣が感想を求められたときに、
DRESSCAMPの岩谷さんが「とても丁寧に服作りをしているんだろうと思う」とただひとこと言ったのがすごく本質をついていると思いました。
「世界一形のいいジャケット」と熊切さんが何度も言っていたように、ただ、「形/着心地のいいものを作る」ということがぶれない軸としてあるからキマッてるんだろうなと思います。
コンサバ層に求められがちだけど、彼ら自身が決してコンサバでないので、もっともっと面白くなっていきそうだし、これからも見ていたいなと思います。
私的お気に入りルックスはこちら!
襟の具合とか、パンツのサイズ感がたまんない!
ぽってりした帽子は少年みたいなのに、レディでスマート。
目がさめるようなブルーにあわいピンクの組み合わせが
こんなにさらりとまとまるなんてかっこいい。
これ大好き!
柄on柄の組み合わせも大好きだし、メンズみたいなゆるくてテロテロしたパンツもいい。
足下のシューズにも意外性があって。
レオパードかと思いきやリンゴだったりとか。
アイテムの色や柄はカジュアルなのに、紳士な感じ!
オレンジがきいてる!
ヌケ感あるスタイリングにピンクのハットかぶっちゃうなんてかわいすぎ!
レディースのパンツスタイルばかり選んでしまったけれど、いまの自分の気分です。
とにかくスタイリングがかっこいい!
登壇者のどなたかもおっしゃっていたけど、下手したらださくなりそうなシューズ合わせとか色合わせとかたまらないです。
ロックだったりレディだったりヌケ感だったりのバランスがたまんない。
トークイベントの次の日、このコレクションに感化されてタートルネックにジャケット、太めのストレートパンツで出勤したのは内緒。
レビュー
http://www.fashion-press.net/news/10256
ビューティフルピープル、自分的に一番ツボだったので、力が入っちゃいました。
長くて読みづらくなりそうなので、
続き3ブランドの話は次回の投稿にまわします…